大阪大学を卒業してすぐに「大阪府立成人病センター」に、30余年間勤務しました。
専攻は、血液学で、急性白血病や悪性リンパ腫、骨髄移植などの分野で診断・治療をおこないました。つまり、抗がん剤を極限まで使用してきたため、合併する感染症の診断・治療が専門です。例えば、帯状疱疹やカリニ肺炎など、比較的特殊な感染症についても、特効薬が開発される以前から種々工夫して治療にあたってきました。
当然ながら、貧血の診断・治療にも一家言あります。ただし、若い頃にとびきり優秀な先輩に恵まれたため、単なる「専門バカ」になりませんでした。病院の設立目的がいわゆる成人病の予防・治療であったこと、一般内科の研鑽に努めたことで、現在に到っていると考えています。
血液疾患、感染症、成人病
内科学会
産業医
日本臨床腫瘍学会
現在のスタッフは、受付事務4名、放射線技師2名、看護師5名、検査技師1名で、各自適宜交代し、また手の足りないところを補い合って業務を遂行しています。 スタッフを集める時には、できる限り、家庭的な雰囲気を醸し出せる人、春風駘蕩とした感じの人を優先しています。ミスを責めたりギスギスした感じの職場には懲りてますから。 |
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